Arculesビデオモーション検出は、ARC2ゲートウェイで実行されるビデオ解析であり、モーション検出時の録画を設定されているチャネルのビデオをクラウドに送信するタイミングを決定します。VMDルールと通知の設定方法に関する詳細については、 ビデオモーション検知に関する記事をご覧ください。
ビデオモーション検出設定を使用すると、画像内でモーションを検出する場所と感度をチャネルごとに設定できます。
モーション設定には、[デバイス]でお使いのデバイスをクリックして表示されるデバイス詳細の [設定]からアクセスできます。
まず、ビデオのチャネルフィールドのグリッドサイズを選択します。グリッドを使用すると、モーションによって録画をトリガーしたくない画像の部分をブロックできます。 32x32のグリッドを選択すると、画像の一部をブロックするための粒度が最大になり、4x4グリッドを選択すると粒度が最小になります。適切なグリッド寸法は、シーンの種類(例:オフィス)と録画スケジュールによって異なります。
画像の特定の部分のモーションを無視するには、グリッドブロックをクリックして、対象のブロックの上にドラッグします。赤いブロックは、モーションが無視される場所を示しています。最初からやり直すには、「グリッドの選択を消去」ボタンをクリックします。
モーション検知レベル
目的のモーション検知レベルが得られるまで、オブジェクトのサイズと感度のスライダーを調整するか、または「動きの閾値」を0から2000までの間で設定をします。
スライダーを左に動かすとモーション検知がより多く検知されます。モーション検知が多くなるに連れてビデオ録画がされる回数と、ルールで設定されている通知の数が増えます。
注意:録画を開始するには、モーション検知が「動きの閾値」設定に達する必要があります。もしモーション検知がこのレベルに達しない場合、録画は開始されません。
細部感度
全画面か、画面の一部を検知対象とするのかを設定します。例えば、25%に設定をした場合、全てのピクセルの代わりに4分の1のピクセルが分析され、不必要な詳細は検知されなくなります。
照明感度
「自動」が選択されている際、システムが自動で光の調整をし、より正確なモーション検知をします。この機能により暗闇や光の影響による誤検知を防ぐことができます。
モーション設定ダイアログで行われた変更内容は、入力する度にすぐに適用されます。
地域の人/車両に関する注意事項: これらの解析はビデオモーション検知とは別に動作するため、希望のアクションに加えてビデオ録画アクションを設定することを強くお勧めします。設定しない場合、これらの解析がトリガーされたときに映像が利用できない場合があります。詳細に関しては、 クラウドビデオ解析 に関する記事をご覧ください。