概要
Camera to Cloud (C2C) デバイス向けのクラウドストレージオプションでは、ビデオの保存期間を延長でき、SDカードのみでは実現できない長期間の映像保存が可能です。これにより、カメラやSDカードが利用できなくなった場合にも信頼性の高いバックアップを提供します。さらに、このサービスはセキュリティを強化し、現場での破損やいたずらなどから貴重なデータを保護します。また、法的な保存期間の要件にも容易に対応でき、規制に準拠しながら映像を安全に保管し、アクセス可能にすることができます。
仕組み
クラウドストレージ機能は、SDカード上のすべてのデータをスキャンしてクラウドにアップロードすることで、バックアップとして機能します(24時間体制)。すべてのデータをアップロードし、現在の時点に追いつくまでの時間は、ネットワーク速度やSDカードに保存されているビデオの量(特にSDカードが満杯の場合)によって異なります。
クラウド ストレージの有効化
特定のC2Cデバイスに対してクラウドストレージを有効にするには、次の手順に従ってください。
Arcules のウェブポータルにログインをします。
デバイス アイコンをメニューバーから選択します。
カメラ を選択します。
設定したいC2Cデバイスをデバイス一覧からクリックしてください。
C2Cデバイスは、接続欄にあるカメラアイコンとクラウドのシンボルで識別できます。
概要 タブ画面が開きます。
ストレージ タブを開きます。
このカメラのストレージ設定セクションで、「クラウドアップロードを有効にする」の横にあるチェックボックスをオンにして、クラウド ストレージをオンにします。
クラウドでのビデオの保持日数 を設定することができます。保持日数は1から90日を選択することができます。
最後に、「変更内容を適用」ボタンをクリックします。
ビデオのクラウド内の保存期間は?
ウェブポータル上で、ビデオの保存期間を1日から90日の範囲で設定することができます。選択した保存期間が経過すると、そのビデオはクラウド上で利用できなくなります。
ビデオをクラウドに送信するタイミングをスケジュールすることはできますか?
現時点ではビデオをクラウドに送信するタイミングをスケジュールすることはできません。しかし、近い将来にこのオプションを提供できるよう取り組んでいます。これにより、ビデオがクラウドに到達するタイミングをより制御し、ピーク時の帯域幅を効果的に管理できるようになります。
Camera-to-Cloud (C2C)の詳細について
https://arcules.jp/camera-to-cloud/ をご覧ください。